気候影響・利用研究会/NPO法人バイオクリマ研究会 共催シンポジウム
「気候変化と健康」
◆日時
2003年11月08日(土) 13:00~17:00
◆会場
立正大学 大崎校舎 1号館4階第7会議室B
◆共催
気候影響・利用研究会 , NPO法人バイオクリマ研究会
◆後援
日本農業気象学会 気候変化影響研究部会
開催趣旨
過去100年間で地上気温が0.6℃上昇した。
さらに、今世紀末までに約3℃の上昇が予測されている。
IPCCは、温暖化モニタリング・影響評価・対策技術 に関する
第4次評価報告へ向けた研究レビューをスタートさせたが、
このなかで、地球温暖化と健康の研究が重要な問題の一つになるだろう。
このような背景のもとで気候影響・利用研究会とバイオクリマ研究会の合同シンポジウムを開催し、
最近の国際的な研究情勢および研究事例を紹介し、今後の研究 方向について討議する。
プログラム
13:00-13:10
開会挨拶
林 陽生(気候影響・利用研究会会長)
13:10-13:40
「温暖化影響評価に利用可能な気候変化シナリオについて」
西森 基貴(農業環境技術研究所 地球環境部)
13:40-14:10
「医学気象予報の開発と実践の概要について」
宮下 良治ほか(国土環境株式会社 環境情報研究所)
14:10-14:40
「昆虫媒介性ウイルス感染症について」
伊藤美佳子、高崎智彦、新井智、小林睦生、根路銘令子、田島茂、倉根一郎
(国立感染症研究所 ウイルス第一部)
14:40-15:10
「地球温暖化と健康-WHO等の国際情勢-(仮題)」
兜 真徳(国立環境研究所 首席研究官)
15:10-15:20
休 憩
15:20-15:50
「温暖化による健康影響リスク研究の現状」
安藤 満(富山国際大 地域学部)
15:50-16:20
「病気の治療・回復と温度環境」
佐々木 昭彦(福島県立医科大学 医学部)
16:20-16:50
「日本におけるバイオクリマ研究の現状」
稲葉 裕(順天堂大学 医学部)
16:50-17:00
閉会挨拶
福岡 義隆(バイオクリマ研究会 代表幹事)
終了後
懇親会
於:立正大学 大崎校舎 教職員食堂 (12階ラウンジ)